2010/01/02(土)ドラマCD「座布団」

座布団

※この記事は、成人向けコンテンツの内容を含みます。










原作本が絶版で、著者の方の同人誌でしか手に入らないそうです。簡単にあらすじ。

会社員森野要は、山九亭初助(さんきゅうてい うぶすけ)の技にほれ込んで、自分も落語家になるため内弟子入りする。初助は女役に定評があった。
あるときお座敷で、師匠の窮地を救おうと馬鹿げた尻芸をしたせいで、怪我をした要は兄弟子の寒也(かんや)とわりない仲になる。
その後師匠の高座を見た要は、寒也が以前初助と関係があったことを悟り、初助は自分と寒也を芸のために利用したと思う。
今は高名な落語家となった要=山九亭感謝は、師匠の葬式に寒也とともに列席し、初助の人となりに思いを馳せる。

主人公の要は、ペルソナ4のクマの人。この人がうまい。大学を卒業してから内弟子になったのに、かわいくていつも一生懸命で。テレビ映えもする愛すべきキャラクターとして適任だったと思う。内弟子仕事をそつなくこなす寒也の神谷さんは、優等生だけど小粒な感じは出ていたけど、「芝浜」の女房役を演ずるところは劣って見えてしまう。また、ご本人の容姿を知っているので、寒也の「大柄で短髪、男らしい風貌」というのは、そう思い込まないとそのようには聞こえないのは、ネット時代の欠点ですね。

落語はもちろん、都都逸あり、BLに当然の濡れ場もあって、声優さんたちは大変だったと思う。落語にも都都逸にも詳しくはない私には、お三方とも高座の場面は「落語家らしい」演じぶりだったと感じました。
残念なのは初助師匠の三木さんが、山口さんのモノローグで「すごい…!」と感嘆される素晴らしい落語家に思えなかったこと。もっとも、時代設定が昭和で、初助も昔の人なので、情念は秘め、にじみ出る色気、「すべてはらのなかに飲み込む」女のやり口を物にした男と言われれば、そういうものかという気もします。

ちなみに続編の「花扇~座布団2 初助編~」では、一層初助に焦点が当たっているためか、素直に「…すごい!」と思えたので、三木さん狙いならそっちがお勧めです。

座布団
花扇~座布団2 初助編~

2009/04/25(土)携帯というよりプレイヤー

携帯電話の基本料金を安くするために、端末増設した0円携帯です。

ボタンが小さいだけでなく、一部タッチパネルになっているので使いづらいことこの上ないと感じていたのですが、半日弄り回していたら慣れました。

データフォルダ分が3.5GBもあります。付属ソフトでCDデータを変換して入れたら沢山入りそうです。CDプレイヤー代わりにいいかも。

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【追記】2012.4.30にリサイクルに出しました。小さいのは携帯性に優れていたのですが、ボタンが固く、タッチパネルも使いづらかった。

2008/12/30(火)ドラマCD:銀河鉄道の夜

ドラマ銀河鉄道の夜
主役お二人の演技は良かったですが、シナリオは改変が多くて、童話を読んだことのない人がこのタイトルに最初に接する媒体としては良くないのではと思いました。「ジョバンニはいじめられていました」とナレーションではっきり言ってしまっているのですが、原作を読む限り主人公は学校ではともかく、活字拾いの仕事場では、いじめられていた訳ではないと思います。わざわざ、せっかく拾った活字の箱をぶちまけさせられるシーンを入れるのはやりすぎでは。


演技という点では、小野さんの家庭教師が少し怖かった。雇われ人としては雇い主の子ども姉弟とも、アメリカへ無事送り届ける義務があるわけで、ボートが足りなくて諦めるにしても、自分だけではなく子どもたちも犠牲にして自らの信念に近づく、と言っているように聞こえて、無理に子どもを害して親子心中する親のような狂信さを感じてしまったので。

宮澤賢治の他の作品同様これも未完の草稿から構成されて現在の形になっている作品です。この中ではあいまいな部分が多くある。例えば、カンパネルラがどの時点で自分の死を自覚していたのか、同じ列車に乗っているジョバンニの状態をどのように理解していたのか、ジョバンニが鉄道に乗ったのはザネリの事故を知る前か知ったあとか、など。
列車の座席に張ってあるビロードは最初は青だったのに、カムパネルラが消えたあとでは黒に変わっています。ドラマCDではここにカムパネルラの衣服を残していますが、それは登場時に来ていた「ぬれたように真っ黒な上着を着た」との混同かもしれません。直前のカムパネルラの台詞が良かっただけに、(服だけ残して)「生身だけ消えた」との連想は怪談めいて聞こえました。

声優さんでは かおる役の桑島さんも信心深い少女として合っていたと思いました。CD中では石田さんだけ「カンパネルラ」と言っていて、神谷さんの役名が統一されていません。細かいことが気になる方は注意。

2008/12/30(火)機動戦士ガンダムoo 2-13話「メメントモリ攻略戦」

敵方アロウズの殺人衛星兵器「メメントモリ」を壊す話。
ライル・ディランディが「ロックオン・ストラトス」を襲名。(フェルト以外のプトレマイオスメンバーから、初めてロックオンと呼ばれる)

ケルヴィムとセラヴィーの共闘部分がわかりづらくて、三回再生してようやくわかりました。第三ハッチに前後に並んで立っていて、前のセラヴィーの頭に、ケルヴィムの砲塔を載せて安定させてたんだですね。
どっちもトランザムしてて赤いし、一瞬しか写らないしで、ようやくライルアップの直前のカットに、セラヴィーの「パンダ耳」の片方を見つけて判明しました。

今回は恒例の携帯待ちうけプレゼントのほか、電話で応募できるクイズも。電話の先にマイスターの声優さんが、クイズの詳細、景品をナレーションしてました。音質がよくてびっくりしました。
夏の池袋イベントのときも思いましたが、声優さんの演技にはあっさり釣られてしまいますね。

2008/12/18(木)ペルソナ4北米版雑感

ブラウザのオートフィルから自サイトの実URLが消えてやしないかと思ったんですがさすがにそんなことはなかったです。漢方薬とサプリメントのコンビネーションのお蔭でようやく人心地つきました。

3つ下くらいの記事と同じ時期に予約したペルソナ4の北米版パッケージが届いたので少しずつプレイしてます。ユニバーサル版ps2を取り出して遊ぶ元気がやっと出てきました。ときどきコントローラーを放り出して英和辞典を引いたりしてますが普通に遊べます。今回はリリースと同時にリアルタイムで遊ぶ時期を逃してしまったので、送料入れて日本の通常版と対して変わらない値段でサントラも手に入れられる北米版を買ってみることにしたのですが、サントラCDがゲームパッケージに一緒に入っていて最初どっちがゲームディスクかしばらく悩みました。(ジャケットと同じ黄色背景で、DVDと書いてある方がゲームディスクだった。)これを書くためにP3北米版を出してみましたがP3だとサントラに加えて設定資料集(ハードカバーの立派なもの。ただし版型はゲームパッケージと同じ)がついてたので凄かったですね。
P4おまけのサントラは、既に日本で販売されているサントラが2枚組であるので、1枚しかついてないところを見ると抜粋のようです。今回もいい曲が多いですね。通常戦闘曲とか好き。

余裕がもっとできたらプレイ記録をサイトのどこかに載せるかもしれませんが、とりあえず五月半ばすぎまでプレイした感想を。背景の雰囲気は超力ライドウを思い出させて懐かしかった。P4ではパーティーが普通に仲間なのも見ていてほっとします。(P3で、主人公が風邪で寝ていても誰一人見舞いに来ない事実に例示される関係の希薄さって何さ、と思いました。)学校や自宅の雰囲気も現実にありそうです。出遅れ組としてネット情報は攻略含め最初から解禁してしまっているので、年度末にはP3主人公ほどでないものの淋しい結末らしいのは知っていますが、年末年始くらいは余裕で遊べそうなので先の展開を楽しみに頑張ってプレイしようと思います。

更新が事実上とまっているサイトにいつもご来訪ありがとうございます。何か返したいのですがとりあえず、正月更新の予定はありません。現実にも我が家は喪中なので、静かな年末年始になりそうです。