2007/07/29(日)アニメ「地球(テラ) へ…」感想

※ねたバレあり
17回め視聴直前に、取り寄せを頼んであった新装版コミックが届きました。アニメでは、ブルーがナスカ壊滅まで生き長らえているだけでなく、キース接近で目覚めてキースと対決するシーンまでジョミーから移っていることに気づきました。今回のブルー死亡まで、指導者としての実質はジョミーには薄いようで切ない。ナスカ編で好きなシーンのいくつかも必然的に消えています。人気が高く「これほど長いシリーズになるならもっと生かしておくのだった」と原作者も語っているブルーですが、こうした延命は果たして良かったのかどうか。アニメのブルーの台詞にもあるように「終わってみないと」まだわかりませんが。
ジョミー達が地球に到着したとき、何か(ブルーの残留思念)が「地球か?」とはねるのはアニメでもやって欲しい。その前提である、ジョミーのひきこもりとフィシスがジョミーの意識の深層に降りてブルーを見つけるシーンもないので現時点で期待薄ですけれどね。
キースによるブルー攻撃は、先日のイベントレポートで想像したほど酷くはなかった。メギド第二波阻止のためのブルーの行動効率が悪いだけでなく、「礼儀だ」の一言でメギドまでわざわざ単身ブルーを迎えうちに行くキースも頭悪過ぎ。ブルー死亡はあっさり処理した感じですが、これについても、残りの放映を見るまで真の評価は控えます。