2007/12/01(土)学園ヘヴン プレイ中
家人の冷たい目に耐えつつ何周かしてみて、積んだので攻略情報をネットで探し、今はスチル集めをしているところです。
自分にはこの位甘い作品が合ってる気がします。操作性もいいし、シナリオも破綻してないし、ミニゲームは反射神経に自信のない自分でも普通にクリアできるし。
けれども、この作品はPCゲーム、CDドラマ、アニメ、コミック、ラジオとメディア展開したものなので、それらの収益(見込み)に支えられた側面もあるのだと思います。既に予約して到着を待っている咎狗も、フィギュア他関連商品が出ていますが、逆に単独メディアだけでヒットを当てるのは難しい時代になているのでしょうね。
2007/08/12(日)DVD1巻「地球へ」第3回感 想
リオは声が出ない(原作の「口がきけない」は現代では避けるべき表現なのでしょうか?)ので、万一人間に捕まったとしてもシャングリラやミュウの現体制について漏らす心配はない。
もちろん、それは思念で交流できない人間相手に抗弁もできないことを意味し、現実にジョミーと二人ながら捕らえられて拷問されている訳で。アニメオリジナルの改変なので他部分の調整が行き届いてないせいなのか、成層圏に飛び出したジョミーのことは皆心配していてもリオのことは水中場面の直後ブルーが「ジョミーとリオが危ない」と救援要請をしているだけで、助けが行った描写は3回までにありません。(リオは自力で崩壊した建物から這い出したあと倒れた描写はあり)
仮にリアルタイムで放映を見ていて、これで次の回フォローが入らなかったら第5回からは確実に見限ってたと思うのでそうでなくて良かったと思うのです。昨日の第19回分でもジョミーの第一側近としてリオは健在なのが確認できていますので、何れにせよ帰還できたはずではあるのですが……。
2007/08/10(金)地球へ…第一回放映他感想
DVDやっと見れました。アニメオリジナルシーンで、フィシスを見ているジョミーから、幻影のブルーが剥がれて分離するところと、誕生日前夜、心理検査のため浴室から運び出されたジョミーに母が「せめて何か着せてやって」とパジャマの上下を差し出すシーンは良かった。
特に後者の気遣いは、制作スタッフに女性がいることが大きいと思いました。映画では原作で腰に巻いていたタオルもなしで裸で倒れていたし、起床後パジャマのズボンを脱ぎ捨てて身支度する動作も男の子らしいおおざっぱさではあったけれどあまり好感は持てなかったので。そういえば、冒頭の、ブルーの叫びにシンクロして飛び起きるところも映画では上半身裸だったのにアニメではきちんとパジャマを着ていましたね。
初回版特典のCDも良かった。「シャングリラ学園」は笑いました。ブルーの台詞はほぼ元通りなのに、状況を変えただけで完全なギャグストーリーになるなんて。「放置しておけば抹殺される」要素を除けばジョミーの反応はこっちが正常だろうなあ。
しかしこのブルー、部分的によその人が混ざってないか? 中でも「てへっ」(棒読み)はないだろう。
2007/08/07(火)映画「地球へ…」
映画版の簡単な年表。(ジョミーの年齢を基準に)
14歳:成人検査、ミュウの宇宙船につれてこられる、ブルー死亡と長就任
キース、同級生としてサム、シロエと出会う。
17歳:ジョミー、育英ステーションE1077にメッセージ送信。
サム、ジョミーの記憶を消される。
キース、自らの出生をシロエから知らされる。シロエを撃墜。
ナスカにて定住したい若者と地球を目指したい長老との溝。
ジョミー、カリナと結婚、トォニイ誕生。
22歳:サム、ナスカに接触、発狂
キース、マツカをミュウと知ってかくまい、ナスカ調査に誘う。サムの血のイヤリングについてマツカ、ジョミーに話すエピソード。
キース、ナスカ着陸、捕獲されるがトォニイとフィシスを人質にとって逃亡。
キースの報告によりナスカ壊滅。ミュウの80%が亡くなる。
ジョミー三重苦。トォニイ三代めの長に自ら就任
32歳:地球に迫るミュウ。育英ステーション攻撃中にジョミー復活。以後、武力でなく無血降伏によりステーションを次々手中に。
ナスチルとメンバーズの戦闘。ミュウの勝利によりジョミー単独で地球に降り、キース、マザーイライザとさしで話し合う。
ジョミー、 マザーイライザを破壊。マザーに操られたキース、ジョミーを射殺。
今見ると、自然出産のくだりはジョミーが色気づいたようにしか見えないな。トォニイの父親はジョミーでない方が良かったと思う。それから、以前も思ったことですが、キースにジョミーを撃たせるマザーの命令は映画の「ジョミ・マーキス・シンを殺しなさい」ではなく原作の「キース オマエハ私ノモノ」の方が良かった。
沖雅也のキースは案外良かった。ペルソナ3で美鶴の父役だった戸谷さんも、ハーレイでない船長役で出てたのを発見しました。
2007/07/29(日)アニメ「地球(テラ) へ…」感想
17回め視聴直前に、取り寄せを頼んであった新装版コミックが届きました。アニメでは、ブルーがナスカ壊滅まで生き長らえているだけでなく、キース接近で目覚めてキースと対決するシーンまでジョミーから移っていることに気づきました。今回のブルー死亡まで、指導者としての実質はジョミーには薄いようで切ない。ナスカ編で好きなシーンのいくつかも必然的に消えています。人気が高く「これほど長いシリーズになるならもっと生かしておくのだった」と原作者も語っているブルーですが、こうした延命は果たして良かったのかどうか。アニメのブルーの台詞にもあるように「終わってみないと」まだわかりませんが。
ジョミー達が地球に到着したとき、何か(ブルーの残留思念)が「地球か?」とはねるのはアニメでもやって欲しい。その前提である、ジョミーのひきこもりとフィシスがジョミーの意識の深層に降りてブルーを見つけるシーンもないので現時点で期待薄ですけれどね。
キースによるブルー攻撃は、先日のイベントレポートで想像したほど酷くはなかった。メギド第二波阻止のためのブルーの行動効率が悪いだけでなく、「礼儀だ」の一言でメギドまでわざわざ単身ブルーを迎えうちに行くキースも頭悪過ぎ。ブルー死亡はあっさり処理した感じですが、これについても、残りの放映を見るまで真の評価は控えます。